ほくろ除去について「方法がたくさんあってよくわからない」「どの方法が自分にとっていいのか知りたい」と悩んでいませんか?
今回の記事ではほくろ除去の方法について種類メリット・デメリット・値段についてまとめ、比較していきます。
この記事を最後まで読むと、ほくろ除去の方法にはどんな種類があり、メリット・デメリットを知った上で、自分自身にとってベストな除去方法を選択できる知識が得られます。
10代からほくろに悩み、年々増えるほくろに恐怖を覚えていた。
30代になりほくろ除去を決意!顔のほくろを3つ除去して人生変わりました。
心配性ゆえ、除去するにあたって調べまくりその結果、得た知識や除去後の経過等をレポートしています!
1、ほくろ除去の方法4つ。メリット・デメリット、金額も比較!
①切除
局所麻酔をした後、メスを使ってほくろの深い部分の母斑細まで取り除きます。
切除した部分は縫い合わせて傷を閉じます。
縫い合わせる為、後日抜糸が必要。
メリット
・ほくろの深い部分まで取り除くので再発の心配が少ない。
・取り除いたほくろを病理検査に出すことができるので良性か悪性かを調べられる。
デメリット
・大きなほくろの場合、傷跡や陥没することが多い。
・除去後、傷痕が目立たなくなるのに時間がかかる。
・電気メスを使用した場合は、底が黒くなりやすい。
値段
相場は1mm5,000円~10,000円。保険適用になる場合あり。病理検査に出す場合は別途料金がかかります。
保険適用になるケース
・病気の疑いがある
・目の周りにありほくろが視界に入り邪魔になっている
・顔を洗ったり、髭を剃る時に引っかかって血が出ることがある
上記の場合、保険が適用されるようです。
②くり抜き法
局所麻酔をしてから円形のメスでほくろを丸くくり抜く方法です。
皮膚に開いた穴は縫うことはせず、自然に塞がるのを待つことが多い。
大きいほくろをくり抜いた場合は傷が塞がるのに時間がかかる為、巾着のように糸をかけて穴を小さくしておくこともある。
主に口元や鼻に用いられる。
メリット
・メスで除去した場合と同じく、取り除いたほくろを病理検査に出せる
・傷跡が元のほくろより大きくならない
・ある程度深くまで取り除くので再発の心配がほとんどない
デメリット
・傷跡が治るのに時間がかかる
・比較的目立たないが、丸く少し陥没した跡が残りやすい
値段
相場は1mm5,000円~10,000円
切除と同様に切除したほくろを病理検査に出すことができ、保険が適用になるケースあり。
③炭酸ガスレーザー(Co2レーザー)
炭酸ガスレーザーは、細胞の水分に作用します。
局所麻酔をした後、レーザーを当てることでほくろを全体を蒸発させて削り取ります。
ほくろの部分をレーザーでくり抜くので除去後は穴が開いたような形状になります。
血流の良い顔や首に適した除去方法。
私はこの方法でほくろ除去を行いました。
メリット
・施術後縫わないので抜糸の必要がない
・感染症や出血などの術後のトラブルが少ない
・盛り上がったほくろ、色調の淡いほくろなど様々なタイプの除去が可能
・傷跡が目立ちにくい
デメリット
・少しでも悪性の疑いのあるほくろには適応不可
・蒸発させる為、除去後に病理検査に出すことができない
・再発の可能性がある
値段
相場は1mm5,000円~15,000円
④Qスイッチルビーレーザー
比較的新しいタイプのレーザー。
炭酸ガスレーザーが水分に反応するのに対して、Qスイッチレーザーは黒っぽい色素に反応します。
痛みが少ないので麻酔無しで施術ができます。
痛みに弱い人は麻酔することも可能。麻酔しない場合、程度はゴムではじまれるような程度の痛み。
色素細胞だけを破壊するので皮膚が削れたりすることがなく、傷の治りが早く、跡が残りません。
ただし、色素にのみ反応するので盛り上がったほくろの場合、盛り上がりまでは取れないので小さくて平らなほくろに向いていると言われています。
Qスイッチレーザーはいくつか種類があり、YAGレーザー、アレキサンドライトレーザーがあります。
Qスイッチレーザーの種類や特徴については今後記事にしていきたいと思いますが、性能・肌への影響・リスクなど総合的に見てQスイッチルビーレーザーがほくろやシミの治療に適していると言われています。
メリット
・傷の治りが早い
・跡が残らない
デメリット
・ほくろであっても色のついていない部分には反応しない為、再発の可能性がある
・1回で取れることがまれなので、数回にわけてレーザーを当てなくてはならない
値段
相場は1ミリ5,000円~10,000円程度。
レーザーを当てるごとに料金のかかるケースが多いのでトータルで見ると料金が高めになる。
2、ほくろの種類ごとの適した切除方法
平らなほくろ
切除、炭酸ガスレーザー、Qスイッチレーザー
1回の施術で効果を感じたい、跡を残したくない、早く傷跡を治したいなら→炭酸ガスレーザー
治療に時間がかかっても、跡を残したくない、仕上がりの綺麗さを重視したい→Qスイッチレーザー
ほくろを完全に除去して再発させたくない→切除
盛り上がったほくろ
切除、くり抜き法、炭酸ガスレーザー
ほくろを完全に除去して再発させたくない→切除、くり抜き法
メスを入れるのは抵抗がある、跡をなるべく残したくない→炭酸ガスレーザー
3、ほくろ除去後、跡、シミ、色素沈着を残さない為に
跡やシミ、色素沈着を残さない為に、除去方法を選ぶことも大切ですが、何より大切なのはほくろ除去後のアフターケアです。
ほくろ除去は取ったら終わりではなく、アフターケアも含めた治療と考えましょう。
アフターケアについては過去の記事で詳しく書いているので是非ご参考下さい。
4、まとめ
①メスを使った方法である切除・くり抜き法
②レーザーを使った炭酸ガスレーザー・Qスイッチレーザー
・目的、仕上がりのゴールに応じて自分に合ったものを選ぶ
・アフターケアが跡、シミ、色素沈着を残さない為に重要
ほくろ除去の方法について比較しましたが如何だったでしょうか?
クリニックによって扱っている方法や値段設定も様々なのでまずはカウンセリングへ行くようにしましょう。
カウンセリングを受けると先生に直接質問ができるので得られるメリットも大きいです。
これからもほくろにまつわるレポート、記事を書いていくので何か参考になれば嬉しいです。
今回はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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