“以前よりもほくろが増えた”、“大きくなった”、“年齢とともに増えてきた”などほくろに悩む人は少なくありません。
顔に目立つほくろができるとメークで隠すのも難しく、より悩みも深くなるのではないでしょうか。
この記事では同じようにほくろに悩む筆者が、ほくろが増える原因と増やさない為の予防法について詳しく解説していきます!
病気やどうしても気になる場合の対処法についても書いていきますのでどうぞご参考ください。
心配性なので施術を受ける前にほくろ・ほくろ除去について調べまくりました。
当ブログではほくろやほくろ除去に関する知識、ほくろ除去の経過やレポートなどを時アップしています!
1、ほくろが増える原因6つ
そもそもなぜほくろができるのか?
ほくろは外部からの肌刺激、紫外線、メラニン色素の排泄が何らかの理由で遅くなったり、停滞することが原因で発生します。
肌が何らかの刺激を受けると、肌を守る為に肌の内側でメラニンが排出されます。
このメラニンが過剰にできると排出しきれず黒い色素(=メラニン色素)が残ります。これがほくろです。
※メラニンとは…メラニンは紫外線を吸着して、紫外線ダメージから身体を守ってくれています。メラニンがなければダイレクトに紫外線ダメージを受けることになるので皮膚癌のリスクが大きくなります。
メラニンと聞くと悪者のイメージが先行しますが身体を守るために必要なものなんです!
原因①紫外線を浴びる機会が多い
紫外線を浴びる機会が多い人は、それだけ多くメラニンが排出されるので、あまり紫外線を浴びない人に比べてほくろができる確率が高くなると言えます。
また、洋服などで覆われていない顔や腕もほかの部分に比べ紫外線を浴びる量が多くなるのでほくろができやすい場所と言えます。
原因②加齢
紫外線を浴び続けることで増えたり、大きくなることもあるので加齢も原因になりえます。
加齢によるターンオーバーの乱れ、遅れによってシミと同じようにほくろが増える人もいます。
原因③外部からの肌への摩擦や刺激
きつい下着、靴下、同じような場所が擦れるような服、動作があると肌への摩擦や刺激となりその部分にメラニンが多く発生しほくろが増える原因になります。
肌をよく擦る、掻く等も肌にとっては刺激になるので、擦ったり掻いたりする癖のある人は要注意です。
原因④体質
子供の頃からほくろができやすい、ほくろが元々多い人は体質であることが多いです。
注)ほくろに遺伝的要因はないとされています。
ほくろは、3歳頃から思春期にかけてできることが多く、一生増え続ける体質の人もいます。
また日本人はほくろやシミができやすいと言われています。
原因⑤生活習慣の乱れ
寝不足や食生活の偏りによってメラニンの排出がうまくいかず、結果としてほくろとして残ってしまいます。
原因⑥ホルモンバランスの乱れ
ストレス、妊娠、出産、生理不順等でホルモンバランスが崩れメラノサイトの働きが活発化し、ほくろができやすい状態になります。
妊娠・出産を機にほくろが増えたと感じる人も多いようです。
メラノサイトとは…色素細胞、メラニン細胞とも呼ばれ、メラニンを作り出す細胞のことを言います。
2、ほくろが増えやすい人の特徴3つ
上の章で書いたほくろが増える原因からほくろが増えやすい人の特徴が見えてきます。
①紫外線を多く浴びる人
②ストレスの多い人
③睡眠不足、食生活に偏りのある人
紫外線を多く浴びる人でUVケアをきちんと行っていても、加齢とともに後から影響が出てくることもあるようです。
3、病気の場合は病院へ!
ほくろだと思っていたものが実は病気だった…というケースがあります。
病気とはメラノーマ(皮膚がん)です。
ほくろがガン化してメラノーマに変化することがあるので下記の変化があった場合要注意です。
・色がまだらになってきた
・以前に比べて目に見えて大きくなった
・出血したり、かさぶたになったりする
このような状態がより多く当てはまる場合、ほくろがメラノーマに変化した可能性があります。
出来やすい部位と言われているのが、足の裏、手のひら、指、爪、胸・腹・背中など体の中心部や手足の付け根に近いところです。
その辺りのほくろが上記のように変化してきた場合は皮膚科か形成外科で一度受信しましょう。
4、ほくろを増やさない為の予防法5つ
では、ほくろを増やさない為にどんなことが予防になるでしょうか?
下記にまとめました。
①1年中UVケアをする、特に紫外線を多く浴びる人は日焼け止めをこまめに塗る
②肌を掻いたり擦る癖があれば治す
③睡眠不足にならないよう生活習慣を整える
④ストレスをためない、発散を心がける
⑤食生活の偏りをなくす
UVケアをしながら、規則正しい生活習慣を身につけることが予防法になると言えます。
ストレス発散、代謝をUPして肌のターンオーバーを促進するという観点から運動も有効かなと思います!
他に有効な栄養素・食品
シミに作用する市販薬やビタミンCのサプリメント
メラニンの生成を抑制してくれるのでおすすめと言えます。飲む日焼け止めも内側からの紫外線対策になるので有効かと思います。
リコピン、アスタキサンチン
シミは活性酸素が体内に多いことで発生しやすくなるため、活性酸素の発生を抑えてくれる抗酸化成分であるリコピン、アスタキサンチンを含む食品を積極的に摂取することも良いとされています。
リコピンはトマト、アスタキサンチンは鮭やいくらに多く含まれます。
5、どうしても気になる時の対処法
どうしても気になるほくろがある場合、ほくろ除去もひとつの手段です。
ほくろが多く、出来やすい体質の筆者ですが、どうしても気になる顔のほくろは除去しました。
除去したのは3つですが、だいぶ顔の印象が変わりコンプレックスが解消されました。
除去について検討している人は1度カウンセリングを受けてみるのが良いと思います。
ほくろ除去の基礎知識、除去後の様子やアフターケアについて過去記事でレポートしているので、カウンセリングの前に読んでもらえるとイメージが湧くと思います。
6、まとめ
・肌の刺激になるような癖を直す
・睡眠、食事等の生活習慣を整える
・ストレスをためない
・ほくろ除去も選択のひとつ
ほくろを増やさない為には健康的な生活習慣が大切です。
どうしても気になるほくろは取ることもできるので、思い悩んでストレスになるくらいなら取ってスッキリしてもいいのではないでしょうか。
これからもほくろに関する悩みや疑問について書いていきますので参考にして頂けたら嬉しいです!
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